サンチョに3クラブが興味か…売却希望伝えられるマン・Uが受け取る移籍金は？

サンチョの将来は不透明な状況となっている。チェルシーがローン契約における買い取りオプションを行使せず、代わりに500万ポンド（約9億7000万円）を支払ってマンチェスター・ユナイテッドに返還したためだ。『ミラー』によると、マンチェスター・ユナイテッドの監督を務めるルベン・アモリムは、ブライアン・エンベウモの獲得に熱心なため、サンチョをオールド・トラフォードのチームに再統合する「意図はない」とのことだ。

サンチョに関してはサウジアラビア・プロリーグへの移籍が現実味を帯びてきている。欧州のトップクラブは、彼の週給30万ポンドの給与を支払うことを躊躇しているからだ。アル・ナスル、アル・ヒラル、アル・イテハドが興味を示しているとみられる。マンチェスター・ユナイテッドは、サンチョが契約最終年を迎えるため、移籍金2500万ポンド（約48億5000万円）のオファーがあれば受け入れる方針とみられる。

サンチョはチェルシーでプレミアリーグ31試合に出場。3得点をマークし、4アシストを記録した。

サンチョとマンチェスター・ユナイテッドは、今夏中にすべての関係者が納得する解決策を見つけることを目指している。2025-26シーズン開幕前、できるだけ早く結論を出すことが双方にとって有益となるだろう。