U21チームのヘッドコーチに？ウィルシャーがノリッジを離れてアーセナルに復帰の可能性

以前、アーセナルのユース部門であるU18のヘッドコーチとして働いていたジャック・ウィルシャー氏は、チャンピオンシップのノリッジ・シティでコーチとしてのキャリアを積むためにアーセナルを離れることに。その後、4月にはヨハネス・ホフ・トルプ氏の退任後、暫定的なヘッドコーチに任命された。

だが、6月にクラブがリアム・マニング氏を正式な指揮官に任命したことでコーチングチームを離脱。『BBC』によると、33歳のウィルシャーは現在、次の進路を検討しており、アーセナル復帰の可能性が浮上しているようだ。

ウィルシャーは、アーセナルのU21コーチ職を強く検討しているが、まだ具体的な決定は下していない。元アーセナルのミッドフィールダーは、U18コーチ時代に成功を収め、2023年のFAユースカップ決勝に導いた。

ウィルシャーは最近、イアン・フォスター氏の退任を受けてプリマス・アーガイルの監督職の面接を受けた。ただ、最終候補者の一人だったものの、この役職は最終的に元マンチェスター・ユナイテッドのトム・クレバリー氏に決まった。

アーセナルは近年、ユース育成への注力を大幅に強化。この取り組みは実を結び、イーサン・ヌワネリやマイルズ・ルイス=スケリーなどの才能がファーストチームに加わった。エミレーツへの復帰は、クラブの有名なアカデミーを経てシニアチームで150試合以上に出場したウィルシャーにとって故郷への帰還を意味することになる。