マンチェスター・シティの苦戦を受けトゥヘル監督に冷たくあしらわれたグリーリッシュ。「目覚めるきっかけ」とできるか

トゥヘルはガレス・サウスゲートから監督を引き継いでから、初めてのイングランド代表チームのメンバーを発表したが、グリーリッシュの居場所はなかった。マンチェスター・シティのスター選手は、EURO2024にも選ばれず、その決定は「あまり納得できない」と後に認めた。それ以来、グリーリッシュはフォームとフィットネスに苦しみ、トゥヘルを納得させるには明らかに十分ではなかった。

グリーリッシュはマンチェスター・シティで厳しいシーズンを過ごしており、2024-25シーズンではプレミアリーグで6試合の先発出場にとどまり、今シーズンはまだイングランドのトップリーグでゴールを決めていない。イングランドのレジェンド、アラン・シアラーは、トゥヘル監督の冷遇をグリーリッシュが無視すべきではないと感じており、29歳の同選手に自身の将来について真剣に考えるよう促した。

アラン・シアラー氏は「本当に難しい問題だ。何よりもまず、彼はマン・シティに戻りたいと思っているだろうし、それを決めることができるのは彼だけだ。トレーニングで何が起こっているのか、あるいは起こっていないのかはわからない。グリーリッシュはシティで起こっていることに満足していないかもしれない、というペップからの情報を1つか2つ耳にした。選手としては、すべてがバラ色ではないとき、自分にとって何が最善で、チームにとって何が最善なのかを考えなければならない。頭を低くして自分の居場所を取り戻すために戦うべきか、それとも他のチームに移籍するのが最善なのか。それを知っているのはグリーリッシュだけだ。グリーリッシュは素晴らしいサッカークラブに所属し、大きな成功を収めているが、今回のイングランド代表メンバーから外れたことは彼にとって目を覚ます呼び水となるだろう」と語っている。

イングランド代表は国際試合期間中にワールドカップ予選でアルバニアとラトビアと対戦する。一方、グリーリッシュとマンチェスター・シティは、3月30日のFAカップ準々決勝でボーンマスと対戦する際に、この2試合から復帰する。