グリーリッシュ、亡くなった弟に捧げる命日のゴール…ペップも称賛

ジャック・グリーリッシュはレスター戦で今シーズン7度目となるトップチームでの先発出場を果たした。イングランド代表アタッカーは、試合開始から2分も経たないうちに得点を決めてみせた。

グリーリッシュのプレミアリーグでのゴールは、2023年12月以来に。さらにこの日は、弟であるキーランの25回目の命日にあたっていた。グリーリッシュは4歳時の2000年4月に兄弟を失っていた。

彼はフォクシーズ戦でゴールを決めた後、感動のセレブレーションで空を指した。その後、ソーシャルメディアに「いつも一緒にいてくれ、特に今日は。このゴールはキーランに捧げる」と投稿した。

グアルディオラは「ジャックは素晴らしい人間だ。（命日については）知らなかった。両親や姉、家族にとってどれほどつらいことか想像もつかない。彼が今日、いつものように兄弟を思い出してくれてよかった。彼はゴールを決めて、素晴らしい試合をした」と称えた。

グリーリッシュはレスター戦ではサイドではなく、ゲームメイクを担う10番として起用された。グアルディオラ監督は29歳FWのパフォーマンスについて次のように付け加えている。

「彼は中央でプレーするのが好きだ。彼はサイドでも快適にプレーでき、常にラインの間を動き回れる能力がある。彼にとって良い試合となった。彼はレギュラーでプレーするのが簡単ではないとわかっているが、直近のFAカップでは本当に良いプレーをしていたね」

シティは長引くファイナンシャル・フェアプレー（FFP）案件の判決を待っている間も、トップ4フィニッシュとFAカップ制覇の可能性を残している。この後は、日曜日にオールド・トラッフォードで宿敵マンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチを迎える。