ケインの後継者？バイエルンOBが古巣にヴォルテマーデの獲得を推薦「間違いなく注目すべきストライカー」

バイエルンのハリー・ケインは加入以降、ブンデスリーガの舞台で信じられないほどの得点力を発揮している。昨季、バイエルンがブンデスリーガのタイトルを獲得した中、彼は47試合で38得点という驚異的な数字を記録した。そんな中、クラブOBであるシュテファン・エッフェンベルク氏は、ケインの理想的な後継者としてニック・ヴォルテマーデを推薦した。

ヴォルテマーデはU21欧州選手権で旋風を巻き起こしている。ドイツU-21代表の一員として出場すると、開幕戦のスロバキア戦でハットトリックを達成。ヨーロッパの一流クラブが彼を注目するきっかけとなった。ヴォルデマーデは昨季のDFBポカールで得点王となり、現在はU21で得点ランキングトップとなる4得点を記録。そんなヴォルテマーデの活躍を振り返り、エッフェンベルク氏はバイエルンがこの新星に注意とフォーカスを向けるべきだと主張した。

かつてバイエルンの主将を務めたエッフェンベルク氏は次のように述べた。

「彼はバイエルン・ミュンヘンが間違いなく注目すべきストライカーだ。今すぐではないが、ハリー・ケインが去った時のためにね。ニック・ヴォルテマーデはバイエルン・ミュンヘンが考慮すべき選手のタイプであり、ストライカーでもあるんだ」

ケインの契約は2027年に満了する予定だ。ただ、クラブは攻撃陣を整理する前に解決すべき大きな問題を抱えている。それが左ウィンガーの問題。現在、ニコ・ウィリアムズからオファーを拒否されたことを受け、クラブのスポーツディレクターであるマックス・エベル氏は今後の計画を整理するためミュンヘンに飛んだ。報道によると、バイエルンはリヴァプールのコーディー・ガクポの獲得を目指しているようだ。