バルセロナのフリックが一部の選手たちに注意。選手交代時の反応について「理解できない」

バルセロナは週末のリーグ戦でセルタに対し1-3から追いつき、土壇場の得点もあって4-3で勝利を収めた。その大勝利から数日後、ハンジ・フリック監督は一部選手が出場機会がなかったこと、または交代させられたことに対する反応に満足していないことを明かした。『Relevo』によると、アンス・ファティは出場機会がなかったことで「ウォータータンクを蹴り」、フェラン・トーレスは交代の際にマルクス・ゾルグ・アシスタントコーチとの握手を拒否したとのこと。これにフリック監督は失望したとされている。

「選手たちが不満を持つのは理解できる。私も選手だったので彼らの気持ちはわかる。彼らは皆、チームの一員として目標達成に貢献できることを示したいんだ。それは完全に理解しているが、今回の反応は理解できない。なぜなら、それは受け入れるべき状況だったからだ。私たちは最善の決断をしており、選手たちはそれを理解する必要がある。通常、全員が勝利を祝うものだが、私はそちらの方が好きだ。彼らがプレーする時にピッチでの反応を見たい」

この勝利により、バルセロナは2位のレアル・マドリーに4ポイント差のリーグ首位を維持している。今週末には両チームがコパ・デル・レイ決勝で対戦する。フリック監督は試合数の多さから選手をローテーションさせる必要があるが、ドイツ人監督はトップチームでの出場機会は獲得すべきものだと明言している。彼らは結局のところ、三冠を目指している。

宿敵レアル・マドリーとの対戦を前に、バルセロナは火曜日の夜にリーグでマジョルカとホームで対戦する。