「彼の心はこのクラブにある」メッシから現在のバルセロナを称賛されたことについてフリックが反応

メッシが『3cat』のインタビューにおいて現在のバルセロナについて自身の考えを主張。フリック監督がバルセロナで素晴らしい仕事をしていると見解を述べている。

「（フリック監督は）素晴らしいと思うね。ただ、驚くことではないよ。これは新しいことではない。若い選手たちがプレーする機会を得ているのは素晴らしいことだと思う。信頼を与えられれば、彼らはそれに応えることができる。なぜなら、彼らはクラブのことを知っており、クラブのプレースタイルにも慣れているからね。彼らが適切にサポートされれば、かつてそうであったように、このようなことが起こるんだ」

フリック監督は若手選手とクラブのアカデミー出身者を大いに信頼しながら起用することで、現在のラ・リーガでバルセロナを首位に導くことに。17歳のラミン・ヤマルとパウ・クバルシが主力を担い、ラ・マシア出身のフェルミン・ロペスやマルク・ベルナル、マルク・カサドにも出場機会を与えている。フリック監督はラ・リーガ第14節セルタ戦を前に、メッシの称賛について尋ねられ、その言葉がクラブ全体にとって大きな意味を持つと語った。

フリック監督は記者団に対し、「史上最高の選手が、このバルサを気に入っていると言ってくれることは光栄だよ。彼はチームを注意深く見守っており、彼の心はこのクラブにある。それは若手選手たちとチームにとって大きな意味があるんだ」と自身の思いを口にした。

メッシは13歳でバルセロナに加入。778試合で672ゴールを記録するなど、クラブ史上最高の選手となり、2021年に感動的な退団を迎えた。

メッシは現在マイアミでの生活を楽しんでいるが、「自分はバルセロナに属している」と公言しており、かつての本拠地を懐かしんでいる様子。メッシは以前、インテル・マイアミが現役最後のクラブになることを示唆したが、現役引退後はバルセロナで何らかの役割を担うのではないかと長らく予想されている。