テン・ハーグ時代より悪化している？ネヴィルがアモリム指揮下のチームを非難「彼は何かをしなければならない」

2024-25シーズンの出だしの不振を受け、マンチェスター・ユナイテッドは昨年10月にエリック・テン・ハーグ監督との契約を解除し、スポルティングからルベン・アモリム監督を後任として招聘した。ポルトガルリーグで2度の優勝を果たした実績を持つポルトガル人指揮官の就任に期待が寄せられていたが、特にプレミアリーグにおいてチームのパフォーマンスに大きな変化は見られていない。

アモリム監督が指揮を執って以来、チームは7試合のホームゲームで2勝しか挙げられておらず、直近5試合のリーグ戦では3敗を喫している。現在リーグ13位と苦しい状況が続いており、クラブのでレジェンドである解説者のギャリー・ネヴィル氏は、元スポルティング監督の采配に評価を下し、テン・ハーグ監督時代の方が状況は良かったと断言した。

ネヴィル氏は『Gary Neville Podcast』で自身の見解を明かした。

「ルベン・アモリムが就任したら状況は良くなると思っていた。熱意と新システムで選手たちが応えて、好転すると考えていた。しかし、全く逆の結果になった。さらに悪化している。これは驚きだ。シーズン終盤までさらなる痛みが待ち受けており、それは深刻なダメージとなるだろう。もちろんアモリムは留任するだろうが、負けが重なれば重なるほど、選手たちに彼のアイデアを納得させるのは難しくなる。就任当初に語っていたアイデアは、選手たちの賛同が必要だが、負け続け、批判され続ければ、さらに注目を集め、ファンも不満を募らせる」

「負け続けるわけにはいかない。選手たちの思考は落ち込み、アイデアへの信頼を失うだろう。来シーズンのスタートにも影響を与える。彼は何かをしなければならない。アプローチを変えることはできない。彼はそれにこだわり過ぎた。そして当然の結果だ。彼がマンチェスター・ユナイテッドで敗れた試合数は、スポルティングでの直近75試合での敗戦数より多いと思う」

アモリム監督率いるチームは金曜日にFAカップ4回戦でレスター・シティと対戦する。