マスタントゥオーノ、同世代のライバルであるヤマルを称賛「素晴らしい選手だ」

バルセロナのラミン・ヤマルは、2025年のバロンドールランキングで上位入りを果たすと予想され、ファン、評論家、元選手たちが、このバルセロナのティーンエイジャーが名誉ある賞を勝ち取ることを支持していた。しかし、ヤマルは2位に終わり、パリ・サンジェルマンのウスマン・デンベレが月曜日の夜、この賞を手にした。

マスタントゥオーノとヤマルは両者とも18歳で、同じポジションでプレー。すでにクラシコでのライバルとして比較され始めている。

「ラミン・ヤマルのバロンドール2位入賞を祝福したい。彼は素晴らしい選手だ」とマスタントゥオーノは火曜日に記者団に語った。

ヤマルとの比較について問われると、アルゼンチン代表選手はこう付け加えている。

「言うべき立場ではないけど、僕は誰とも自分を比較せず、チームのためにプレーすることを心がけている。それが最終的に個人の成功につながると思うからだ」

マスタントゥオーノはレアル・マドリーで3試合連続の先発出場を果たし、シャビ・アロンソ監督率いるチームはレバンテを4-1で下した。この若きスターは2点目を決め、新天地での初得点を記録。偶然にも、マドリードの永遠のレジェンドであるアルフレド・ディ・ステファノ（アルゼンチン出身、リーベルプレートから獲得）がマドリーでの初得点を挙げたのは、ちょうど72年前の1953年9月23日だった。

「入団時に（ディ・ステファノの初得点の話を）聞かされた。信じられないことだね。彼と同じ日に初得点を挙げられたことを、この上なく誇りに思う」

「もちろん、自分とあの偉大な選手を比べるつもりはないけど、こうした記録は素晴らしい。特別な感覚であり、信じられない瞬間だ。今夜をずっと待ち望んでいたが、幸運にも実現した。チームも素晴らしい結果を出せた。心から嬉しいよ」

才能あふれる若手デュオがピッチ上で初めて対峙するのは来月。10月26日、サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーがバルセロナを迎え撃つ一戦となる。しかしその前に、マスタントゥオーノは土曜日のアトレティコ・マドリー戦で、マドリーでの驚異的なスタートを継続したいと意気込んでいる。