キエーザが1年でリヴァプール退団へ？ セリエA強豪がデ・ブライネと共にリストアップか

キエーザは、ユヴェントスの新監督チアゴ・モッタから将来の計画に含まれていないと告げられた後、リヴァプールに移籍。EURO2020のスター選手として注目されていたキエーザに対し、複数のクラブが興味を示した中、リヴァプールがイタリア代表選手を獲得するために、1100万ポンド（約21億円）という破格の移籍金で契約を成立させた。

しかし、キエーザはリヴァプールで成果を出すことができていない。序盤の怪我による負傷離脱によりポジション争いで遅れを取ると、調子を上げることができずに出場機会を増やせなかった。そのため現在では、1年での退団が噂されている。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリは今シーズンにセリエA優勝を争うインテルなどとの競争力を高めるため、キエーザを新たに獲得する可能性を検討。ナポリはほかに、マンチェスター・シティのレジェンドであるケヴィン・デ・ブライネの獲得に興味を示しているとみられ、キエーザは夏の補強の第二候補としての選択肢に残っている模様だ。

ナポリが実際にキエーザの獲得に動くかどうかに関わらず、リヴァプールは今夏にこのイタリア人攻撃手を売却する可能性が高くなっているところで、夏の移籍市場での動向が注目される。