コンテ監督がナポリ退団を示唆、クラブの移籍戦略を非難

ナポリはセリエAのタイトルレースでインテルを追い詰めており、残り6試合が残されている状況で3ポイント差にまで迫っている。しかし、コンテ監督は夏の移籍市場に向けて十分なサポートが得られないと感じていることに不満を表明した。

コンテ監督は「就任したときから多くの注文をクラブにしてきた。いくつかは変化したが、いくつかはそのままだ。何も撤回するつもりはないが、学ぶこともある。クヴァラ（クヴィチャ・クヴァラツヘリア）に関して言えば、ナポリをステップアップの踏み台にするべきではない。ここでの8カ月は、私に多くのことが不可能であると気が付かせた」

コンテ監督は、ナポリが1月にパリ・サンジェルマンに売却したクヴァラツヘリアの代わりを補強したなかったことに不満を抱いている模様。コンテ監督は過去にもトッテナムで補強方針に不満を表明しており、その後クラブを去っていた。

しかしコンテ監督がシーズン終了前に去ることは考えにくく、次節モンツァ戦に勝利すれば、ナポリはインテルと勝点で並ぶ。なお、インテルは次節にボローニャと対戦する。