エンクンクが移籍を希望！チェルシーに退団の意思を伝えたが、バイエルンが興味を示す

エンクンクは2023年にRBライプツィヒからチェルシーに移籍した後、最初のシーズンを混乱した形で過ごし、今シーズンも出場機会を得られずに苦戦。彼の出場機会の大部分はカンファレンスリーグで得たもので、そこで7得点を挙げている。

27歳の選手はブンデスリーガでその才能を示したが、イングランド代表のコール・パルマーによってチェルシーのスターティングイレブンへの道が阻まれている。バイエルンは1月の移籍市場でエンクンクに興味を示したが、最終的に獲得を断念。しかし、ハリー・ケインのバックアップストライカーは依然として彼らの願望リストに残っており、ドイツのジャーナリスト、クリスティアン・ファルクはこの攻撃手は依然として選択肢の一つであると述べた。

エンクンクがスタンフォード・ブリッジを離れる意向だと報じられているが、彼はチェルシーのロンドンライバルであるトッテナムの協力が必要だ。アンジェ・ポステコグルー率いるトッテナムは冬にマティス・テルをレンタルで獲得したが、バイエルンは彼らに資金を拠出してもらう必要があると考えられている。その金額は移籍金として5000万ユーロと推定されている。この資金を調達することで、エンクンクの獲得を成立させる狙いだ。20歳テルは13試合で3得点を挙げているが、トッテナムは夏にこの移籍を永久契約にするかどうかをまだ決めていない。

エンクンクは、木曜夜にチェルシーがユールゴーデンと対戦するカンファレンスリーグ準決勝第1戦で出場が予想される中、8試合連続無得点の状況を打破することを目指す。彼は土曜日のエヴァートン戦での1-0勝利において、出場機会を得られなかった控え選手としてベンチに留まっていた。