アーセナルへの移籍が間近に迫るが…チェルシーOBがメニャン獲得に失敗したクラブにケパの再考を促す

チェルシーのケパ・アリサバラガは昨シーズン、ローン移籍したボーンマスで印象的なパフォーマンスを残し、現在はアーセナルへの移籍が確実視されている。もし移籍することになれば、ダビド・ラヤのバックアップを務める予定だ。だが、チェルシーOBのショーン・ライト＝フィリップス氏はこの動きに困惑しており、ケパがチェルシーの第一GKであるべきだとさえ主張した。

ライト＝フィリップス氏は『Betway』のインタビューで次のように語った。

「困惑しているよ。理解できない。今シーズンのケパを誰も見ていないかのようだ。彼は信じられないほど素晴らしかった。ボーンマスが最終順位を収めた理由の一部は彼にある。ディフェンスは素晴らしかったが、ケパも同様に信じられないほど良かったと思う。シーズン中は、ケパがとにかく戻ってくるのでチェルシーはゴールキーパーを買う必要がないと思っていたが、そうではないようだ。今のほとんどの監督は足元の技術が良いゴールキーパーを求めている。ケパの足元はまあまあだと思うが、彼らが望むレベルにはないかもしれない。しかし私にとっては、本当に奇妙なことだ」

チェルシーのゴールキーパー事情は、クラブワールドカップ前にミランのマイク・メニャンを獲得しようとした試みによってさらに混沌としている。チェルシーは契約を成立させることができず、現在は新たな大会でロベルト・サンチェスを第一選択肢とする予定だ。

クラブワールドカップのグループステージでLAFC、フラメンゴ、ESチュニスと対戦するチェルシーだが、ケパはアメリカに向かうスカッドに含まれていない。