「一つ言わせてもらう」レアル・マドリー指揮官アンチェロッティの息子ダヴィデが受けた厳しい警告とは

『Diario AS』は13日に、暫定監督のバリー・ファーガソンが2024-25シーズンの終わりにレンジャーズを去るため、現レアル・マドリー指揮官カルロ・アンチェロッティの息子ダヴィデを正式な監督に任命することを検討していると報じた。ダヴィデは現在、父親の下でコーチングスタッフとして働いているが、アンチェロッティとともにクラブを去る予定だ。ただ、その一方でレンジャーズのファーガソン監督がダヴィデ氏にとある警告をした。

ファーガソンは「正直に言うと、彼について何も知らない。彼が父親のアシスタントであり、彼の父親が最高の監督の一人であることは知っている。噂が飛び交うのは当然のことで、私がここに来てからずっと噂がある。それについては全く問題ない。それがスコットランド西部でのやり方だからだ」

「私ができるのは、できる限り最善を尽くして仕事に集中することだけで、それがどう進むか見てみよう。一つ言えるのは、（ダヴィデが就任したとしても）それはプロジェクトではないということ。すぐに勝ち始めなければならない。それだけだ。ここでは時間が与えられない。新しいチームを構築するために夏を使って、構築する必要がある。非常に速いスタートを切って、できるだけ多くの試合に勝たなければならない」

ファーガソン監督はさらに「このクラブは勝利の上に築かれており、私たちは勝ち始める必要がある。それがここでの問題だったし、それが多くの監督が仕事を失った理由であることは明らかだ。レンジャーズはトロフィーを競争して勝ち取ることに戻る必要がある。それは誰の目にも明らかだ」

「私は何も隠していないし、（予想される新オーナーたち）もそれに気づいていると思う。サポーターもそれを理解している。私自身ももちろん理解しており、大きな仕事であるが、それはまた素晴らしい仕事でもある。やるべきことがたくさんあり、すべてが動き始めていることを願っている。すぐに何が起こるのかがわかることを願っている」

リヴァプールの伝説的MFスティーブン・ジェラードも4年ぶりのレンジャーズ復帰が取り沙汰されている。ジェラードは1月にサウジ・プロリーグのアル・エッティファクを離れて以来、職に就いていない。シーズンが終了に近づく中、レンジャーズは新監督を探す動きを加速させている。

レンジャーズは14日に再び試合を行い、今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップでダンディー・ユナイテッドと対戦する。