アンチェロッティ監督、ネイマールのW杯出場へ警鐘。起用するとしても“中央”「サイドではプレーできない」

ネイマールは、直近の北中米ワールドカップ(W杯)南米予選のブラジル代表メンバーから落選。カルロ・アンチェロッティ監督は、同選手を見送ったのはフィットネスの問題だと説明していたが、ネイマール本人は技術的な問題が原因であると、主張していた。

セレソンのカルロ・アンチェロッティ監督は、北中米W杯の最終メンバーから外れる可能性があるとネイマールに警鐘。ただ、その可能性はコンディション次第であると語った。また、指揮官はネイマールの起用ポジションについても考えを明らかにしている。

アンチェロッティ監督は『ESPN』に対して、以下のように語った。

「ネイマールのプレーを視察することはしない。当然だ。誰もが彼の才能を知っている。現代サッカーでは、その才能を活かすために良いフィジカルコンディションを維持している必要がある。彼が最高のコンディションであれば、代表チームでプレーすることになにも問題はないだろう」

「誰もがネイマールが良いコンディションで代表チームにいることを望んでいる。私は彼と話し、『W杯でチームを助けるための、最高の準備時間がある』と伝えた」

「彼は(6月の)パラグアイ戦の前にホテルに来て、そのことについて話をした。(私は彼を)攻撃的ミッドフィールダーもしくはストライカーとして起用するだろう。彼は中央でプレーする必要があり、サイドでプレーすることはできない。現代サッカーではフィジカルの質を持つフォワードが必要だからだ。とても重要だ。彼は攻撃的ミッドフィールダーとして問題なくプレーできるだろう」

ネイマールは、今週日曜日にサントスで、アトレチコ・ミネイロとの対戦を迎える。彼は今後数ヶ月間、フィットネスを維持し、アンチェロッティ監督に自分を証明することを望んでいる。