「彼がワールドチャンピオンになるとは思えない」ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティは国籍が問題？

ブラガ監督はアンチェロッティ監督のブラジル代表指揮官就任に批判的であり、現代表監督の国籍が役割に適していないと考えているようだ。

73歳のブラガ監督はイタリア人指揮官アンチェロッティの下でチームが改善を見せたことに同意しているが、外国人監督はブラジル出身の監督ほどコミットできないと感じている。

レアル・マドリーがアンチェロッティ監督を夏に解任した後、ブラジルは同指揮官を任命した。

6月にエクアドル代表と0-0で引き分けるという厳しいスタートで始まったが、次戦パラグアイ戦は辛勝し、チリ代表には3-0で勝利を収めた。

改善が見せるブラジルは現在ワールドカップ南米予選の2位につけており、ブラガ氏も新監督の手腕を認めているが、アンチェロッティ監督がイタリア人であることが「彼を悩ませている」と認めた。

ブラガ監督は『グローボ・エスポルテ』「それ（国籍）は悩ましい問題だね。私は彼（アンチェロッティ監督）の人柄について話しているのではない。彼を個人的に知っている人は皆、彼が非常に良いと言いう。ただ、彼のジャケットを開けると、彼の肌は緑と黄色ではない。5つの世界タイトルはブラジル人によって勝ち取られたのに、ブラジルのコーチを信じる人がいないという点にある種の悲しみがあるよ」

「アンチェロッティの最初の試合はひどく、チームは緊張し、守勢に立たされていた。翌日にコメントを見て驚いた。パフォーマンスについては語られず、ブラジルはワールドカップに近づいたと書かれていた。もしそれがドリヴァルやディニスであったなら、そんなことはなかっただろう。批判ばかりされていたことだろうね。報道からのそんな安心感が他の試合にも影響を及ぼしたのだろう」

ブラガ監督はさらに、アンチェロッティ監督が2026年のワールドカップを優勝できないと予想する。

「私が間違っていることを願うが、彼がワールドチャンピオンになるとは思えない。もう少し待たなければならないだろう。エンドリッキやエステヴァン、その世代からだろう。彼らは皆、優れた選手だ」

ブラジル代表はボリビア代表と次の予選を戦う。ブラジル代表は現在グループ2位に位置し、アルゼンチン代表に10ポイント差をつけられている。