ブレントフォードDFがウィッサのニューカッスル移籍を支持「サッカーはこんな風になってしまった」

ヨアネ・ウィッサは今夏、ニューカッスルへの移籍を強制的に実現させるために公然とストライキを起こした。その結果、最終的に移籍期限日に移籍が成立した。取引の逆側ではアレクサンデル・イサクも同様のことを行い、ニューカッスルを離れてリヴァプールに加入した。

ブレントフォードのクリストフェル・アイェルは、元チームメイトに対して悪意を持っていないと主張。クラブが選手を追い出すことが許されている一方で、選手がクラブから強制的に出て行くことに対してはダブルスタンダードであると考えていることを明かした。

アイェルは『TV2』のインタビューに対して次のように語った。

「残念ながら、サッカーはこんな風になってしまった。クラブが長期契約を持つ選手をクラブから追い出そうとしたり、彼らを手放そうとしたりする時にはほとんど注目されない。もしストライキを起こす選手に注目するなら、十分に優秀でない選手に対してクラブが十分に良い待遇をしないという巨大な問題にも取り組まなければならない」

ブレントフォードは9月13日のチェルシー戦でヨアネ・ウィッサなしでのシーズンを開始することになる。一方、ウィッサは同じ日のウルブス戦での出場を希望している。