ついにアーセナルとスポルティングが合意に到達？大いに揺れたギェケレシュの移籍劇が終幕へ

『The Athletic』は、アーセナルとスポルティングの間でヴィクトル・ギェケレシュの獲得について5480万ポンド（約108億6000万円）に860万ポンド（約17億円）のアドオンを加えた契約で原則合意に達したと報じた。これまでギェケレシュの条件付きボーナスの性質と達成可能性について問題が残っていたが、移籍情報に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が口頭での合意が成立していると報じた。

アーセナルは長い間、新たなストライカーを探していたが、ギェケレシュ獲得でその探索がついに終わるかもしれない。

この移籍は決裂の危機に瀕していたため簡単ではなかった。ギェケレシュはスポルティングのプレシーズンへの参加を拒否。スポルティングのフレデリコ・バランダス会長が制裁を警告し、ストライキまで辞さないと脅したと報じられていた。だが、これらすべてを経て、彼は今アーセナル入りが決まりそうだ。

昨シーズン、ポルトガルの名門で52試合54ゴールを記録した元コベントリー・シティのストライカーであるギェケレシュは、アーセナルと2030年までの契約にサインする予定のようだ。契約成立を助けるため、ギェケレシュの代理人は手数料を放棄したとされている。

マンチェスター・ユナイテッドにも関連付けられていたが、アーセナル一筋だったと言われるギェケレシュは、移籍が成立すれば数日のうちにミケル・アルテタ監督のチームに合流する可能性があるとのことだ。