リヴァプールに追いつくには「マン・C型の連勝」が必要？英解説者がアーセナルに指摘

アーセナルは5日、プレミアリーグ第20節でブライトンと対戦。試合はイーサン・ヌワネリが16分に先制点をもたらしたが、後半20分過ぎにジョアン・ペドロにPKを決められ、1-1の引き分けで勝点を落とした。

ブライトンのホームであるアメックス・スタジアムでの引き分けは、アーセナルのプレミアリーグ制覇への道をさらに複雑にした。彼らは現在、リヴァプールに勝ち点差「5」をつけられており、しかも首位チームよりも2試合多く消化している。試合後、リヴァプールOBで解説者のジェイミー・レッドナップ氏は、ミケル・アルテタ監督の率いるチームがリーグを制覇する唯一の方法は、長期の連勝で栄光を手にする傾向のあるマンチェスター・シティの後半戦の形を再現することだと指摘した。

『スカイスポーツ』でレッドナップ氏は次のように見解を述べている。

「タイトルレースについて、リヴァプールが次の試合に勝てば、1試合少ない状態で勝ち点差は「8」になる。試合前には紆余曲折があると言ったが、アーセナルがこのようなプレーを続けるなら紆余曲折はないだろう。今夜は良くなかった。後半はたった1本のシュートしか枠に入れられなかった。引き分けが彼らの足を引っ張っている。タイトルを獲得したいのなら、リヴァプールにプレッシャーをかけなければならない。今夜は本当に良くない試合だった。質の欠如、巧みさの欠如が見られた」

「アーセナルはタイトルを獲りたいなら、マンチェスター・シティ型の連勝を見せなければならない。過去数年、マンチェスター・シティが見せてきたような、追いかけ、追い詰める展開を見せる必要がある。マンチェスター・シティは毎回勝ち点3を獲得し、アーセナルにプレッシャーをかけた。しかし、アーセナルにそれができるだろうか？」

アルテタ監督が率いるチームは火曜日、エミレーツ・スタジアムでニューカッスルとのカラバオカップ準決勝第1戦に臨む。