「検討しなければ愚か」プレミア制覇のリヴァプール、スロットが語った補強計画は？

リヴァプールはユルゲン・クロップからオランダ人の戦術家であるスロットに監督職が引き継がれて以来、2度も静かな移籍市場を過ごしてきた。2024年の夏には、フェデリコ・キエーザが唯一の移籍選手として加入した。

1月にもリヴァプールに新たな選手は加入せず。リヴァプールは、プレミアリーグの順位表で上位に浮上していったシーズンにおいて、継続性と安定性を重視。20度目となるトップリーグ優勝の栄誉を手にした。

モハメド・サラーとフィルジル・ファン・ダイクとの新契約が締結され、トレント・アレクサンダー＝アーノルドはフリーエージェントとして退団へ。今後数カ月は来季への動きが見込まれ、スロット監督もチーム強化を見据えている。

スロットは『BBC』に対し、以下のように補強計画について語っている。

「マンチェスター・シティは再びチームを強化する可能性が高い。噂が正しいならアーセナルも同じ計画を立てている。だから、我々がチーム強化を検討しないとなれば愚かだ」

「繰り返し言っているように、このチームはすでにリーグを制覇しているから簡単ではない。しかし、チームを強化できる選手を見つけることは、それほど難しくないかもしれない。世界には『もし彼が来てくれたら…』と思う選手がいるからだ」

「しかし、そのような選手たちは現在所属するクラブでレギュラーだし、移籍を望んでいないことも多々あるだろう。そのため我々を強化できる選手は多くはないが、存在する数少ない選手については獲得を目指したい。現時点ではそれが可能かどうかは不明だ」

リヴァプールでは現在、レヴァークーゼンのジェレミー・フリンポンの獲得に迫っていると報じられている。一方、ドイツ代表のプレーメーカーであるフロリアン・ヴィルツの獲得に関しても、レヴァークーゼンへの2度目のオファーが噂されているところだ。