アントニー、マン・Uからベティス移籍は「最高の決断だった」…一方で来季以降の去就は？

冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドからレンタルでレアル・ベティスに加入したアントニー。すると新天地では、12試合で4ゴール4アシストと大活躍を見せている。チームメイトの信頼も厚く、マヌエル・ペレグリーニ監督がセビージャとのダービー勝利後にファンへ彼への賛辞を呼びかけると、チームの中心選手であるイスコはクラウドファンディングをしてでも残留させたいとの思いを語っていた。

2022年にアヤックスからマンチェスター・Uへ加入して以降、厳しい時期を過ごしていたアントニー。それでもスペインで「自分自身を見つけられた」と手応えを語っている。しかし、来季以降の去就はまだ不透明のようだ。

アントニーは記者団に対し、以下のように語った。

「僕はここで本当に幸せだけど、決めるにはまだ早すぎるよ」

「僕は自分自身を見つけたんだ。それが必要だったし、幸せを見つける必要があった。家族も同じくね。僕にとって最高の選択だったと気づいたよ。この街、このクラブを毎日楽しんでいる。セビージャはブラジルを思い出させるものがたくさんあるね。太陽も食べ物も、すべてがそうだ。人々もとても温かい。本当に幸せだし、それはブラジル人である僕らにとって重要なことなんだ」

29試合を終えて勝ち点47を獲得し、6位につけるベティス。5日の第30節では、バルセロナとの大一番へ挑む。