アントニーがマン・Uを退団？ペジェグリーニがベティス移籍の可能性について明確な意思を表明

現在、マンチェスター・ユナイテッドに在籍しているアントニーは昨シーズン後半、ローン移籍でベティスへ。冬移籍ではあったが、ハーフシーズンで見事なプレーを見せ、シーズン終了後には完全移籍での加入を望む発言をすることになった。だが、マンチェスター・Uとベティスは移籍金の面で折り合いがつかず。ここまでラ・リーガへの移籍は実現していない。

それでも、マヌエル・ペジェグリーニ監督は今シーズン、アントニーをチームに加えたいと考えていることを明かした。

ペジェグリーニ監督は記者団に対し、『エスタディオ・デポルティーボ』を通じて次のように語った。

「アントニーとは話していない。彼が我々と過ごした6か月間、非常に幸せだったことはみんなが知っている。我々は彼を呼び戻したいし、彼も確実に戻ってきたがっているが、それは移籍権を持つマンチェスター・ユナイテッドが彼をどうしたいかにかかっているんだ」

アントニーはまだマンチェスター・Uとの契約が2年残っており、もともと獲得にかかった8200万ポンド（約163億2000万円）を鑑みて相当な移籍金を得たいと必死になっている模様。アントニーは9月1日の移籍期限直前にクラブが彼に対する移籍姿勢を緩めることを期待しているが、スペインのクラブに加入できる保証はないという。

現在、マンチェスター・Uのファーストチームから離れて練習しているアントニーは、ベティスで26試合9ゴール、5アシストを記録したため、多くのクラブから欲しがられる選手となっている。だが、彼の次の動向は依然として不透明である。