オナナがトラブゾンスポルへのローン移籍に合意へ。トルコでほぼ倍の給料を獲得か

マンチェスター・ユナイテッドのアンドレ・オナナはトラブゾンスポルへの移籍に合意し、この契約でGKの給料はほぼ倍になる可能性があるようだ。『The Athletic』は、トルコのクラブがオナナの全給料を負担し、GKに一連のボーナスを獲得するチャンスを与えると報じた。これらのボーナスにより、オナナはオールド・トラフォードでの収入の約2倍を稼ぐ可能性がある。この契約には移籍金やトラブゾンスポルへの買取オプションは含まれていない。

このローン移籍により、オナナはマンチェスター・Uから離れ、つらい時期を過ごした場所からキャリアを再構築するチャンスを得ることになる。オナナは2023年にインテル・ミラノから加入し、多くの人が何年もの間、守護神を務めると期待していた。だが、一連の大失態により彼はチームから外され、ルベン・アモリム監督の計画からも除外された。そして、オナナを完全移籍で獲得することに興味を示すチームがなく、彼はローン移籍に落ち着かざるを得なかった。

オナナは屈辱的な状況でマンチェスター・Uでのキャリアを一旦、閉じることになる。オナナはカラバオ・カップのグリムズビー・タウン戦で屈辱的な敗戦を喫した際に先発出場していた。この試合は最終的にPK戦までもつれ、オナナは13本のペナルティキックのうち12本を決められてしまった。

アモリム監督は、オナナと同じくミスの多いゴールキーパーであるアルタイ・バユンドゥルに代わる新しいナンバーワンとしてセネ・ラメンスを迎えた。ラメンスは移籍期限最終日にロイヤル・アントワープから1800万ポンド（約35億9000万円）でクラブに加入したが、クラブのGK補強の実績を考えると、ファンは確信を持てずにいる。