ハメス、メキシコ1部クラブ・レオンを退団か…現地報道

メキシコ『Mediotiempo』によると、ハメスは前期にあたるアペルトゥーラの終了をもってクラブ・レオンと契約切れに。先のクラブ・ワールドカップ（CWC）出場を見越して1年契約でクラブ・レオン入りしたハメスだが、国際サッカー連盟から（FIFA）マルチオーナーシップ問題で出場権を剥奪され、その目標が叶わなかった。

それからのハメスも思うようにいっておらず、クラブ・レオンはアペルトゥーラで18チーム中17位に位置。ハメス本人もチーム内で存在感が薄れつつあり、今季のここまで12試合で3ゴール、通算でも32試合で5ゴールにとどまっている。

クラブ・レオンはイグナシオ・アンブリス監督が就任した当初こそ復調が期待されたが、結果が芳しくなく、最近もトルーカ、サントス、アトラスに敗れ、プーマスとは引き分け。報道によれば、クラブと選手の双方で契約終了が今後の最善策として考えているという。

となれば、気になるのがハメスの今後だが、リーガMXの複数クラブが注視。さらに、メジャーリーグサッカー（MLS）のクラブも今年いっぱいの契約満了を待って獲得に興味を示すと報じられる。

2026年ワールドカップ（W杯）が迫るなか、ハメスはキャリアの次なる章について重大な決断を迫られている。この選択はトップレベルでプレーする最後の舞台を決めるものになるかもしれない。

ともあれ、クラブ・レオンはあと2試合でアペルトゥーラを締めくくる。4位につけるクラブ・アメリカとのアウェイ戦に臨み、最終節で最下位のプエブラFCをホームに迎え撃つ。残り試合を最高の形で終えられるだろうか。