ビスマに遅刻癖？ トッテナム指揮官がメンバー外に…「度が過ぎた」

トッテナムは13日のUEFAスーパーカップでパリ・サンジェルマン（PSG）と対戦。今季からトッテナムを率いるフランク監督は規律違反を理由にビスマのメンバー外を明らかにした。ビスマは昨季のヨーロッパリーグ決勝で躍動して優勝に大きく貢献したが、アンジェ・ポステコグルー前政権下でも笑気ガスを吸引する動画が出回った際にクラブから出場停止処分を受けた過去がある。

フランク監督はPSG戦の前夜、度重なる遅刻による制裁としてビスマのメンバー外に。同じポジションにはバイエルンからジョアン・パリーニャが加わったとあって、ビスマにとって定位置争いの上でこうした時間のルーズさから出番を失うのは痛手となるかもしれない。

前日会見に出席したフランク監督は「彼は何度も遅刻を繰り返していて、今回は度が過ぎた。どんなことがあっても選手に愛情を注ぐべきだが、同時に要求もしないといけない。そして、それ相応の責任も伴う。今回の遠征は私にとってもその代償を伴うものとなってしまった。帰国後に改めて対応する。明日は比較的大事な試合があるし、今は一旦保留にしておく」と述べている。

この一件でトッテナムでのキャリアが終わるかもしれないビスマを巡ってはユヴェントスやフェネルバフチェなど、複数クラブの関心話も。だが、現時点でどれも具体化していないとみられる。

ビスマはテレビ越しから見守ることになりそうだが、トッテナムはPSG有利との見方が強い試合で番狂わせを起こせるか。この試合が終われば、バーンリー戦からプレミアリーグも開幕する。