今夏補強に3億ポンド近くを投じるリヴァプール…ファン・ダイク、さらなる動きを期待？ 「何が起こるか見てみよう」

すでに今夏の選手獲得に3億ポンド近くを費やすリヴァプール。ジェレミー・フリンポン、ミロシュ・ケルケズ、フロリアン・ヴィルツに続いて、ウーゴ・エキティケも新たなキャストとして加入したが、ますます選手層が厚くなるなか、アレクサンダー・イサクの獲得話も浮かぶ。

そのなか、リヴァプールはアジアツアーに飛び、香港へ。ファン・ダイクはそこでの試合後、『the Anfield Wrap』でクラブにさらなる補強の動きがあるかもしれないと示唆した。

「残りの移籍期間で何が起こるか見てみよう。これまでのところ、素晴らしい補強ができていると思う。その顔ぶれを見ても、間違いなくリヴァプールでプレーできるだけのクオリティがある選手たちだ」

そう語るキャプテンはまた、新加入選手の適応具合にも良い感触があると話す。

「僕からすれば、彼らがグループにどう溶け込み、今のチームにどうフィットするかは重要。彼らの誰もがうまく溶け込んでいると思う。アルミンという若いGKに関してはどこから来たのかわからないけど、かなりうまく馴染めているし、そのほかのフレディ（・ウッドマン）、ギオルギ(・ママルダシュヴィリ)、フロー(ヴィルツ)、ジェレミー、そして今日からウーゴも来た。全員で頑張らないとね。僕らはみんなでチームなんだ。それが一番大事だ」

そして、ファン・ダイクはエキティケについてジョークを飛ばしながら「飛行機で来たばかりだけど、違ったユニフォームを着ているから罰金が科されるかもね。いや、彼が来てくれて嬉しいよ。これからは彼に全力を尽くしてもらって、僕らにとって重要な存在になってくれたらと思う」との言葉を送っている。

リヴァプールは今後、香港でミランと対戦。この試合も新加入選手たちにとって、アルネ・スロット監督へのアピールの場となり、ファンにとってもどんなチームになるかを目にする機会にもなる。