チアゴ氏がバルセロナ復帰？ フリック体制のコーチ陣に“正式入閣”か

アメリカメディア『ESPN』によると、バルセロナはチアゴ氏のコーチ入りに向けて最終調整しているという。現役時代に中盤として活躍したチアゴ氏は昨夏、短期的にフリック監督のサポート役でひと役。バルセロナでは現在、サラリーの問題等々が解決され、改めてチアゴ氏のコーチ復帰が検討されている模様だ。

かつてバイエルンも指揮したフリック監督は就任から1年が経って体制が整い、周りにも馴染み深い人材を抜てき。チアゴ氏はバルセロナにとってもラ・マシアのアイデンティティと現役時代に師事したフリック監督の戦術、その両方を知る者であり、架け橋役として打ってつけの人物と言える。

そんなチアゴ氏はバルセロナで100試合以上に出場し、バイエルンではフリック監督のもとでトレブルに貢献。リヴァプールではケガに苦しみ、2024年に現役生活にピリオドを打った。

バルセロナはチアゴ氏のコーチ復帰を目指して財政面にゆとりを作ろうと動いており、うまくいけばアジアツアーを前に合流を果たす可能性も。実現すれば、フリック体制2年目のトップチーム、そしてラ・マシア育ちの後輩たちにとっても大きなニュースになりそうだ。