グリーリッシュはどこへ？ ウェストハム関心もサラリー面で難しいか

マンチェスター・Cで戦力外となるグリーリッシュ。獲得に興味を示すのがウェストハムだが、実現させる上で、マンチェスター・Cとの契約で週給30万ポンドを受け取る選手のサラリーカットが大前提となっているという。ベン・ジェイコブス記者によると、ウェストハムはクラブの財政事情的にこの金額を負担しかねる模様だ。

以前にトッテナムも関心を示すとの報道があったが、こちらはトーンダウン。そこで新たにウェストハムの動きが取り沙汰されており、エヴァートンも同校を注視しているが、レンタルのみを希望しているそうだ。

グリーリッシュは昨季のマンチェスター・Cでフラストレーションの溜まるシーズンに。公式戦32試合に出場したが、プレミアリーグでは出番が限られ、わずか7回の先発にとどまった。

ちなみに、グリーリッシュの去就を巡っては海外移籍の噂も。バイエルンやナポリが新天地候補に浮かび、実現すれば代表やクラブレベルで共闘したハリー・ケインや、ケヴィン・デ・ブライネと再会を果たす移籍となる。

トーマス・トゥヘル体制のイングランド代表に返り咲くためにもクラブレベルでコンスタントな出場が求められるグリーリッシュ。マンチェスター・Cに残ればキャリア自体もさらに停滞する恐れがあり、代表復帰を考えても得策ではない。プレシーズンも本格化するなか、移籍を求めるグリーリッシュだが、どのような形で落ち着くだろうか。