ヤマルは世界一の選手になれるか？ バルセロナSD「彼次第」

このたび、ヤマルの台頭ぶりとさらなる伸び代に言及したデコ氏。バルセロナとスペイン代表で主力と化すヤマルを“フェノメノ”と評し、今後の成長は本人次第とは話す。

マルカ紙のスペイン『マルカ』のインタビューでこう述べている。

「ヤマルはフェノメノ。世界一になれるかは彼にかかっている」

「これからもバルセロナでチャンピオンズリーグやラ・リーガといった最高峰に身を投じるなら、レアル・マドリーをはじめ、ビッグクラブと競い合うことになる」

「スペイン代表でも同じことが言える。非常に強く、大会で輝くだろうからね」

「彼はマタロの街で育ち、それが今のような成熟した選手へとつながっている。選手としての責任を理解しているんだ」

ヤマルは昨季、ハンジ・フリック監督のもとで公式戦18得点21アシストを記録し、国内3冠達成に大きく貢献。バロンドール候補の1人にもなり、バルセロナとスペイン代表の両チームにとって重要な存在と化す。

だが、来たる新シーズンも過密日程下の戦いに。さらに、アメリカでのワールドカップも控え、例年以上に長いシーズンとなる。

そんな17歳だが、引き続きロベルト・レヴァンドフスキ、ハフィーニャとともに攻撃陣の軸として期待され、リーガ連覇とチャンピオンズリーグ優勝が目標に。この世代を代表するスターはワールドカップも迫るにつれ、プレッシャーと注目度がますます高まるばかりだ。