メッシ、いよいよ開幕の“新”クラブW杯に「また違う気持ち」…かつてバルセロナで3度制覇

開催国枠での出場になるが、クラブW杯デビューのインテル・マイアミ。15日のアル・アハリとのオープニングマッチを翌日に控えるなか、メッシはこれまでと異なる気持ちの持ちようのようだ。

「素晴らしい大会だよ。ここでプレーできるのは本当に嬉しいね。でも、他のチームでプレーしたときとはまた違う気持ちだ。それでも、エネルギーと希望に溢れているよ。最高の選手たちと争うなかで、いいパフォーマンスを披露するのを楽しみにしている」

また、グループステージにノックアウトステージという部分だけでなく、これまでの7チームから32チームに参戦チーム数が増加しての新たなクラブW杯にも言及している。

「南米や世界のクラブにとって、ヨーロッパの強豪は世界のベンチマークだし、最高の選手を擁するビッグクラブとの対戦は絶好のチャンス。出る選手にとっても、スタジアムのファンにとっても、特別な経験になるはずさ」

史上最高の選手として長らくサッカー界をリードしてきたメッシ。キャリアのピークを過ぎたとはいえど、8度のバロンドール受賞を誇り、クラブW杯にはこれで4度目の出場となる。

今回はパリ・サンジェルマン(PSG)、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、インテルといったヨーロッパの強豪勢も参戦するなか、インテル・マイアミの選手として出場する。

今大会に参戦する選手のなかでベテランに数えられるメッシはかつてのバルセロナで3度の優勝を経験。インテル・マイアミの選手として出場する今回はこれまでよりも優勝を狙うのが難しいが、シアトル・サウンダーズとロサンゼルスFCとともにメジャーリーグサッカー(MLS)の威厳を示す戦いが期待される。

インテル・マイアミは15日の開幕戦後、19日にポルトと対戦。23日にはパウメイラスとのグループステージ最終戦に臨む。