トッテナム、EL優勝監督ポステコグルーを解任…選手たちは不満？

イギリス『テレグラフ』によると、ダニエル・レヴィ会長によってポステコグルー監督の解任という決断が下されたが、所属選手の多くから怒りを買っているという。今季、ヨーロッパリーグを優勝で飾った一方で、プレミアリーグで17位に終わったが、ペドロ・ポロら多くの選手がポステコグルー監督の続投を望んだといい、なかには移籍を検討する者もいる模様だ。

アトレティコ・マドリーの関心と紐づくクリスチャン・ロメロはポステコグルー監督と親しい間柄だったと知られ、一部報道でソン・フンミンにも退団の噂。そのなかで、トッテナムは新たな指揮官としてブレントフォードのトーマス・フランク監督を検討しているといわれるが、いずれにせよ、後任は難しい状況での引き継ぎになると思われる。

ヨーロッパリーグ優勝から2週間ほどを要してのポステコグルー監督解任はトッテナムの選手たちに不信感を募らせたが、レヴィ会長はチャンピオンズリーグの舞台にも返り咲く来季に向け、今夏マーケットでの補強とともに、後任選定を急ぐ。

そんなトッテナムは今夏のプレシーズンで7月31日にアーセナル戦を予定。そのときまでに後任が決まっているかどうか現時点で不透明なようだ。