ジダン、サウジからの1億ユーロオファーにも動じず…フランス代表からの監督就任話を待つ

ワールドカップ覇者でもあるジダン氏は2021年夏にレアル・マドリーでの指揮2季目を終えてからフリー状態。チャンピオンズリーグを制したりと数々の実績を残すが、あらゆる現場復帰の誘いを拒み、ここまできている。

フランス『レキップ』によると、新たに中東からのビッグオファーも含まれ、サウジ・プロリーグのクラブから届いた1億ユーロ(約163億1000万円)の1年契約を断ったという。

ジダン氏の招へいを試みたのがアル・ヒラルだ。今年5月にジョルジェ・ジェズス監督との別れを決断して以来、正式監督が不在だが、出場するクラブ・ワールドカップも目の前に迫る。

ジダン氏はこの大会と2025-26シーズンの指揮を求められる形でアル・ヒラルの打診があったとされる。

アル・ヒラルは別のターゲットに目を向けざるをえない状況に。そこで新たに先のチャンピオンズリーグ決勝で準優勝に終わったインテルのシモーネ・インザーギ監督にアタックすると予想される。

なお、ジダン氏はフランス代表の指揮が夢であり、時間をかけて待つスタンス。ディディエ・デシャン現監督は2026年の北中米ワールドカップ後の退任を明らかにしている。