トッテナムがポステコグルーの進退を近く決断か…続投か否かはEL制覇も不透明？

イギリス『テレグラフ』によると、プレミアリーグで17位に終わった一方で、ビルバオでのヨーロッパリーグ決勝で見事に優勝したトッテナムは今週、ポステコグルー監督の去就について決断を下す見通しという。ダニエル・レヴィ会長がそのタイトル戦以来、イングランドを離れているなか、ポステコグルー監督も休暇中だが、新たな報道では近く決定が下され、“極めて危険な立場”ともいわれる。

ヨーロッパリーグ優勝で今季の見え方が変わり、ジェームズ・マディソンやクリスティアン・ロメロなど、何人かの選手が公に監督を支持しているが、レヴィ会長はプレミアリーグでの11勝に対して22敗という成績から監督交代も検討しているようだ。

そんなトッテナムはブレントフォードのトーマス・フランク監督や、フラムのマルコ・シウバ監督、そしてボーンマスのアンドニ・イラオラ監督に興味を示すとの噂。ポステコグルー監督はトッテナムにとって17年の無冠に終止符を打った張本人だが、将来を確かなものとする上ではそれでも十分ではないのかもしれない。

ポステコグルー監督の去就に注目が集まるトッテナムは来季、チャンピオンズリーグ王者のパリ・サンジェルマンとのUEFAスーパーカップでシーズンがスタート。ポステコグルー監督はこの試合でも指揮を執っているのだろうか。