サンチョの去就やいかに…チェルシー指揮官「決まり事はまだ何も」

レアル・ベティスとのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝に向けて準備を進めるチェルシー。そのなか、マレスカ監督が2500万ポンド(約48億6000万円)の買取オプションを行使するかどうかが注目されるサンチョについてまだ決めかねる状況を明かした。

チェルシーはマンチェスター・ユナイテッドからレンタル時の買取オプション発動条件であるプレミアリーグ15位以内でのフィニッシュを満たすため、自動行使の現状だが、500万ポンド(約9億7000万円)を支払えば無効にもできる。

サンチョはチェルシー入りの今季、公式戦40試合に出場する一方で、プレミアリーグに限れば19回の先発機会に。数字としては4得点10アシストをマークするものの、1月以降はリーグ17試合で1得点1アシストにとどまる。

ECLで起用されるか注目されるなか、チェルシー指揮官に去就を巡る質問がおよび、明確な回答を避けた。

「明日は決勝があり、それからの24時間から48時間以内に将来についてを話し合うつもり。だが、ジェイドンをはじめ、他の選手に関してもまだ何も決まり事などない」

現有戦力の去就が注目されるチェルシーは28日にベティスとのECL決勝へ。その後、6月にアメリカで開幕するクラブ・ワールドカップ(W杯)へと戦いを移す。