レスター指揮官、自身の進退に確信持てず…「待っているところ。クラブのためにも早ければ早い方がいい」

先週末のプレミアリーグでリヴァプールに敗れ、1年でのチャンピオンシップ逆戻りが確定したレスター。シーズン途中からの指揮となるなか、ここまで20試合でわずか8ポイントしか稼げずのファン・ニステルローイ監督は続投意思が示すが、まだはっきりしていないようだ。

オランダ人指揮官はレスター会長をはじめとする首脳陣との話し合いを明らかにした上で、「クラブとしてこれからどう進んでいくか」と問いかけたというが、結論待ちと話す。

「私のなかでクラブを立て直すためのプランははっきりしているが、賛同を待っているところ。(結論は)クラブにとっても、早ければ早い方がいい」

ファン・ニステルローイ監督はスティーブ・クーパー氏の後任として着任し、3年契約を締結。だが、直近18試合で16敗とプレミアリーグからの降格を決定づけてしまった。

現在はレスター新監督の噂として元イングランド代表暫定指揮官のリー・カーズリー氏らが候補に挙がるが、クラブはPSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)抵触の恐れから、ファン・ニステルローイ監督に補償金を支払ってまで監督交代に動かないのではとの見方もある。

ファン・ニステルローイ監督の進退が注目されるなか、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの退団が決定したレスター。26日の第34節ではウォルヴァーハンプトンとのアウェイ戦に臨む。