降格レスター、新監督に元イングランド代表暫定指揮官を検討？　ファン・ニステルローイは解任か

今季がプレミアリーグ復帰初年度だったが、33試合を終えてわずか18ポイントしか稼げず、降格決定のレスター。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じるところによれば、ルート・ファン・ニステルローイ監督が今季限りでクラブを去る見込みで、リー・カーズリー氏の招へいを検討しているという。

ファン・ニステルローイ監督は昨年11月にスティーブ・クーパー氏の後任として着任。2年半契約でのレスター入りだったが、今や解任が濃厚視され、クラブは新監督の人選に着手しているようだ。

そんなレスターはイングランド代表でガレス・サウスゲート氏の後を継いで暫定指揮官として6試合の指揮を執ったカーズリー氏の他に、シェフィールド・ウェンズデイのダニー・レール監督や、元サウサンプトン指揮官のラッセル・マーティン氏にも関心を寄せる模様だ。

だが、レスターはファン・ニステルローイ氏を解任する場合、補償金の支払いが発生し、監督交代に動けない可能性も。それを支払った場合はPSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)の遵守に苦しむ恐れがあり、ファン・ニステルローイ氏は現時点で受け取らずに退団する意思はないとみられる。

ともあれ、プレミアリーグで5試合を残すレスターは現時点でファン・ニステルローイ監督が指揮官であり続け、今週末も現体制で迎える見通し。26日の第34節ではウォルヴァーハンプトンとのアウェイ戦に臨む。