夢の劇場で悪夢…マンチェスター・U、プレミアリーグのホーム戦で60年以上ぶりの不名誉記録

20日のプレミアリーグ33節ではウォルヴァーハンプトンとのホーム戦に臨んだマンチェスター・Uだが、0-1で敗戦。ウォルヴァーハンプトンに勝ち点で並ばれ、マンチェスター・Uにとって、今季のリーグ戦におけるホーム戦で8つ目の黒星となった。

リーグ戦のホームでこれだけ負けるのは1962-63シーズン以来のこと。当時は最終的に9敗し、19位フィニッシュに終わっている。

1962-63シーズンのマンチェスター・Uもなかなかの酷さだったが、FAカップでは優勝。ルベン・アモリム監督が率いる今のマンチェスター・Uもヨーロッパリーグ(EL)優勝の可能性を秘めるが、リーグ戦で不振を極め、準決勝では決勝がホームで開催されるとあってモチベーションの高いアスレティック・クルブが次の相手となる。

マンチェスター・Uはすでに今季のプレミアリーグで勝ち点や、勝利数、敗戦数など、クラブワーストを打ち立てており、残り5試合で最大53ポイントしか稼げず…。狙える最高順位も8位だが、それを成し遂げるためには全試合で勝つ必要がある。

なお、今後のマンチェスター・Uは27日のプレミアリーグ第34節でボーンマスとのアウェイ戦へ。その後、5月1日にアスレティックとのEL準決勝1stレグで敵地サン・マネスに乗り込む。