15日にスペイン・スーパーカップ決勝レアル・マドリー戦に臨むバルセロナ。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、カルロ・アンチェロッティ監督の決勝での圧倒的成績を教えられて、さらにモチベーションを上げたようだ。
アンチェロッティ監督は指揮官としてのキャリアで23回決勝を戦い、その内18回に勝利。2014年のスペイン・スーパーカップ（ホーム＆アウェー）でアトレティコに負けて以降は全勝を貫き、さらに一発勝負の決勝ではチェルシー指揮官時代に臨んだ2010年のコミュニティシールド、マンチェスター・ユナイテッド戦以降負けなしだ。
会見でそのデータと感想を求められたチャビ監督は、笑顔を見せながら次のようにコメントしている。
「私に希望を与えてくれないんだな？ ハハハ…」
「まあ、データというものは壊すためにある。私だって決勝では、ずいぶんと運に恵まれてきたと記憶しているよ。難しいとはいえ、私はいつだってポジティブに考えている。明日の試合は一つのチャンスだと捉えているし、とてもモチベーションにあふれているんだ」
「そのデータは、私たちをさらに奮い立たせるものだよ」
果たしてチャビ監督は、アンチェロッティ監督率いるチームに土をつけ、バルセロナ指揮官としての初タイトルを獲得することができるのだろうか。