最も収容人数の多いフットボールスタジアムは？世界トップ20を紹介

ファンより作り出された雰囲気や試合前の興奮、さらにスタジアム自体の規模や美しさにより、マッチデーにスタジアムにフットボールの試合を観戦しに行くことはいつだって忘れられない特別な経験になる。

フットボールは本当に数多くの印象的なスタジアムやグラウンドを有しており、ときにその巨大さには圧倒されるばかりだ。イングランド代表チームのホームであるウェンブリー・スタジアムやバルセロナのカンプ・ノウといった世界で最も有名で歴史的なスタジアムをはじめ、特定のスタジアムはクラブやチーム同様に象徴的な存在だ。

そこで今回『GOAL』では、収容キャパシティに着目して世界で最も巨大なスタジアムトップ20を紹介する。

世界で最大のスタジアムトップ20

恐らくサプライズになるだろうが、世界で最大の収容人数を誇るスタジアムは何と北朝鮮の首都ピョンヤンにあるメーデー・スタジアムで知られる綾羅島5月1日競技場だ。北朝鮮の公式情報によると、このスタジアムのキャパシティは15万人だが、実際は11万4000人程度。それでも、2位に1万人以上の差をつけて世界最大のフットボールスタジアムとして君臨する。

メーデー・スタジアムにとっての最初のイベントは、1989年に開催された第13回世界青年学生祭典で、また2018年には南北首脳会談が行われた場所でもある。

北朝鮮にある世界最大のスタジアムに次ぐのが、10万人以上のキャパシティを誇るオーストラリアにあるメルボルン・クリケット・グラウンド。そして、バルセロナの本拠地、カンプ・ノウが続く。南アフリカ・ワールドカップ決勝の舞台となったFNBスタジアムもトップ10にランクインし、その後ろにウェンブリーなどが続いている。