元イングランド代表のギャリー・ネヴィル氏は、日本代表の逆転劇に対して驚きをあらわにした。
1日に行われたカタール・ワールドカップのグループE最終節で、日本はスペインと対戦。序盤からポゼッションを許す中で10分に失点。それでも、後半から途中出場した堂安律が48分にミドルシュートを決めて同点にすると、その3分後に三笘薫の折り返しを田中碧が押し込んで逆転に成功。このままスペインを2-1で下し、グループE首位でノックアウトステージ進出を決めた。
90分間にわたって80％以上のポゼッションを許しながらも逆転勝利を収めた日本について、イギリス『ITV』で解説を務めたネヴィル氏は興奮気味にこの結果への驚きを語った。
「本当に驚きだ。最後の45分間で目にしたものは本当に驚きだ。ドイツが大会から姿を消したことは信じられないし、日本がスペインに逆転したことも信じられない」
また、同じく解説を務めた元イングランド女子代表のエニオラ・アルコは「これだけたくさんの番狂わせのあるワールドカップを思い出すことはできない。日本は再び番狂わせを演じた。初戦でドイツに勝ち、スペインという大国を再び破った。彼らは素晴らしい試合をしている」とコメントした。