現地時間1日、イングランド・プレミアリーグ第32節が行われ、チェルシーは敵地ロンドン・スタジアムでウェストハムと対戦した。
レスターやマンチェスター・ユナイテッドと来季のチャンピオンズリーグ出場権を争っているチェルシーにとって、ロンドンダービーといえど勝ち点を落とすわけにはいかない。発表されたばかりの来シーズン仕様のユニフォームを身に纏い、立ち上がりから高いボールポゼッションで優位に試合を進めていく。
公式戦5連勝と波に乗るチェルシーに対し、3連敗中のウェストハムは攻撃の形が作れず、チェルシーにペースを握られてしまう。
そうなると、カギを握るのがセットプレー。34分、右CKがニアサイドで逸らされ、こぼれ球をファーサイドで受けたソウチェクが押し込んでウェストハムが先制する。しかし、球際で倒れていたアントニオがオフサイドポジションにいたことにより、VARの結果ノーゴールとなった。
一方のチェルシーは41分、左サイドでカンテ、コヴァチッチとつないでプリシッチがエリア内左でカットイン。たまらずディオプが足をかけてしまい、チェルシーにPKが与えられる。これをウィリアンが沈め、チェルシーが均衡を破った。
これでチェルシーが1点をリードして折り返すかと思われたが、前半終了間際、右CKをファーサイドでアスピリクエタと競り合ったソウチェクが高い打点のヘディングで叩きつけ、ウェストハムが今度こそ文句なしのゴールを挙げて同点に追いつきハーフタイムを迎えた。
51分、左サイドからのクサビのパスをペナルティーエリア手前で受けたアントニオが倒されファールをアピールするもノーファール。そのままプレーは流れ、右に展開してバウエンがゴール前に折り返すと、プレーに復帰していたアントニオがフリーで押し込み、ウェストハムが逆転に成功した。
逆転を許したチェルシーはコヴァチッチに代えてマウント、さらにエイブラハム、バークリーを下げてジルー、ロスタフ=チークを立て続けに投入。一方、ウェストハムはランシーニを下げてウィルシャーを投入する。
迎えた71分、プリシッチのスピードに乗ったドリブルから得たFKをウィリアンが蹴ると、右のポストを叩いて決まり、チェルシーが試合を振り出しに戻した。
追いついたチェルシーが勢いに乗るが、ウェストハムも守勢の時間帯を耐えしのぐ。すると89分、カウンターからボール収めたアントニオが前線を走るヤルモレンコにパスを通す。並走するリュディガーをカットインでかわしたヤルモレンコが左足でゴール左へと沈め、ウェストハムが勝ち越しゴールを奪った。
チェルシーは残り少ない時間で猛攻を仕掛けるが、最後まで集中力を保って守り抜いたウェストハムがロンドンダービーでリーグ再開後初勝利を手にした。
■試合結果
ウェストハム 3-2 チェルシー
■得点者
ウェストハム:ソウチェク(45+2分)、アントニオ(51分)、ヤルモレンコ(89分)
チェルシー:ウィリアン(42分PK、71分)
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