チェルシーは、U-20日本代表DF市原吏音に好印象を抱いているようだ。イギリス『チェルシー・クロニクル』が伝えた。
現在チリで行われているU-20ワールドカップで、大きなインパクトを残した日本。グループAを3戦全勝・7得点無失点で首位通過してラウンド16に進出した。しかし、激戦となった決勝トーナメント1回戦はフランス相手に延長戦の末0-1で敗退している。
そんな日本をキャプテンとして率いた市原吏音は、4試合全てに先発出場。守備陣の中心として3試合連続クリーンシート達成に貢献した他、自らゴールも奪うなど見事な活躍を見せている。
そしてこの活躍を受け、近年積極的に若手選手の獲得に動くチェルシーが関心を寄せているようだ。イギリス人記者グレアム・ベイリー氏は『チェルシー・クロニクル』で、「彼はこの大会で傑出している。この大会に優れた選手がいればすぐにわかるものだ。最高の選手は最高の選手であり、彼は際立っている。素晴らしい将来性があり、本当に、本当に素晴らしいよ。この大会でプレーしている中で、私が感銘を受けた選手であることに間違いはない」と話し、以下に続けた。
「チェルシーだけではなく、たくさんのクラブが彼に注目している。しかし、チェルシーは彼に対して良い印象を抱いているようだ」
現在RB大宮アルディージャで活躍する市原吏音。U-20ワールドカップでの活躍を経て、プレミアリーグの強豪に引き抜かれる可能性はあるのだろうか。