鈴木優磨が新シーズンのサプライズに？STVV主将、同僚の躍進を予想「彼を信じている」

【欧州・海外サッカーニュース】シント＝トロイデンの主将を務めるベルギー人MFスティーヴ・デ・リッデルは、同僚FW鈴木優磨の活躍を確信しているようだ。

シント＝トロイデン（STVV）の新キャプテンに指名されたベルギー人MFスティーヴ・デ・リッデルは地元紙『Het Belang van Limburg』のインタビューで、自身の役割やチームについて言及。同僚FW鈴木優磨の能力を「信じている」と語った。

現在33歳のデ・リッデルはヘント下部組織出身の攻撃的MF。サウサンプトンやコペンハーゲン、ユトレヒトなど渡り歩き、昨夏にロケレンからSTVVに加入。新シーズンに向けて主将に指名され、地元紙のインタビューに応じたベテランは、自身の役割などについて語った。

デ・リッデルは、「フィールドトレーニングのほか、ジムでの練習にも何時間も取り組んでいる。若い選手たちもそれを参考にしてくれているのは嬉しいね。（FWネルソン）バロンゴや（スタン）ファン・デッセル、イ（スンウ）やイトウ（伊藤達哉）もね。彼らはここの（リーグ）はとてもフィジカルなコンペティションだと理解したんだ。だからテクニカルな選手たちもジムに通うのが大事だよ」と強調した。

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一方、新シーズンのサプライズになり得るプレーヤーについて問われた同選手は、「ユウマ・スズキの年になり得ると考えている。彼はとても力強いストライカーだ」と返答。「プレシーズン中には離脱もしていたが、僕は彼を信じているよ」と続け、昨シーズンSTVVに加わり、海外初挑戦1年目でリーグ戦7ゴールを挙げた同僚のさらなる躍進に期待をうかがわせた。

なおSTVVは9日に行われるジュピラーリーグ開幕節でホームでヘントと対戦。クラブは公式ツイッターで前日、鈴木や伊藤のほかDF松原后やFW中村敬斗と、日本代表GKシュミット・ダニエルを除く同クラブ所属の日本人選手すべての試合に向けたメンバー入りを発表している。