移籍騒動に揺れるイングランド代表MFモーガン・ギブス＝ホワイトについて、ノッティンガム・フォレストのチームメイトが語っている。
昨季プレミアリーグ34試合で7ゴール10アシストを記録し、フォレストの欧州カップ戦出場権獲得に大きく貢献したギブス＝ホワイト。昨年9月にはイングランド代表デビューも果たした25歳MFだが、今夏の去就に大きな注目が集まっており、現在トッテナムが獲得に近づいていることが報じられていた。
『BBC』など複数メディアによると、トッテナムはフォレストが設定する契約解除金6000万ポンド（約120億円）のオファーを提出し、選手とも個人合意に達しているという。しかしフォレスト側は、トッテナムがプレミアリーグの規則を破って選手と交渉を進めたこと、さらに公表していない契約解除金と同額のオファーが届いたことから代理人が守秘義務契約に違反しているとし、両者に対して法的措置を検討していることが伝えられている。
そんな渦中のギブス＝ホワイトだが、すでにフォレストのプレシーズンに合流。19日にはモナコとの初のプレシーズンマッチにも出場している。前半終了時にピッチに去る際には、ファンの声援にハートのジェスチャーで応えていた。「
チームメイトであるオラ・アイナは『スカイスポーツ』に対し、「モーガンはプロフェッショナルだ。その辺の事情はよく知らないけど、彼は今日ここにいて、試合に出場し、僕らと練習して、普段通りコンディションを維持している。結局のところ、僕らみんながプロフェッショナルなんだ。やるべき仕事があり、モーガンは今まさにプロフェッショナルなプレーを続けている」
なお、現時点でフォレスト側が実際に法的措置に動いていることは確認されていない模様。今後の動向に注目だ。