吉田麻也の起用法にも影響？ヒザ負傷のサンプドリアDFトネッリは2～3週間の離脱か

【欧州・海外サッカーニュース＆負傷情報】サンプドリア（セリエA）に所属する日本代表DF吉田麻也の同僚ロレンツォ・トネッリは、しばらくの間復帰できないようだ。

サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也の同僚DFロレンツォ・トネッリが負傷により15～20日ほど離脱する見込みとなった。イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が29日、自身の公式サイトを通じて報じた。

トネッリは1月の移籍市場においてナポリからサンプドリアに移籍。同じく冬の移籍期間にサウサンプトンから期限付きで加入した吉田とは、これまでセンターバックのポジション争いを演じてきた。28日の日本代表DF冨安健洋を擁するボローニャとの対戦では、トネッリがDFオマル・コレイとコンビを組んで先発。しかし、MFガリー・メデルと交錯した際に負傷し、74分に吉田と交代していた。

サンプドリアは29日、元ナポリDFの精密検査を実施。検査結果は右ヒザ側副じん帯の打撲であったことを公式サイト上で発表した。重傷ではないことが判明したが、復帰まで15～20日程度を要するとみられている。

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トネッリ本人もインスタグラムを更新。「幸運なことに重大なものではなかったことを伝えたい。小さなケガなので数週間ほどの離脱になる。できる限り早く復帰できるよう全力を尽くす」と前向きなコメントを綴っている。

しかし、新型コロナウイルスの影響によりシーズン終了まで過密日程が組まれているセリエA。降格圏の18位レッチェとはわずか1ポイント差で厳しい残留争いも待ち受けるなか、吉田らCB勢の起用法への影響は避けがたく、指揮官クラウディオ・ラニエリにとって大きな痛手となる。