アーセナルDF冨安健洋について、ウォルヴァーハンプトン戦の先発予想は現地メディアの間で分かれている。
プレミアリーグでは直近3試合、チャンピオンズリーグでは直近4試合連続で先発している冨安。29日のRCランス戦では、前半のみのプレーで2アシストを含む見事なプレーを披露し、現地メディアの絶賛を集めていた。今季は左右両サイドバックで高いパフォーマンスを継続していることから、地元メディア『football.london』がスタメンに定着させるべきと指摘するなど、起用法に注目が集まっている。
そんな中、プレミアリーグで首位を走るアーセナルは、2日にホームでウォルヴァーハンプトンと対戦する。『football.london』の2人の記者は、日本代表DFは先発すると予想しているようだ。
トム・キャントン記者は「冨安健洋が今度は何をやってくれるのか、興味をそそられるね」とし、右サイドバックでの先発を予想。またカヤ・ケイナック記者は、「アーセナルには多くの選択肢がある」としつつも、「冨安健洋とオレクサンドル・ジンチェンコは外せないと思う」とし、復帰したベン・ホワイトはベンチに座る可能性が高いと分析している。
一方で『ガーディアン』のニック・エイムズ記者は、「アーセナルには次々に朗報が舞い込んでいる。ホワイトとの新契約は間近だ」とし、「冨安健洋はランス戦で本当に素晴らしいプレーを見せた。だが、ホワイトは土曜日のウルブス戦で先発に復帰するかもしれない」とし、昨季から右サイドバックのレギュラーを務めてきたイングランド人DFが先発に復帰すると予想した。
過密日程を戦うアーセナルは、2日にウォルヴァーハンプトンと対戦した後、5日にはルートン、9日にはアストン・ヴィラ戦を控えている。厳しい連戦が続く中、冨安はどのように起用されるのだろうか。