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久保建英が今季4ゴール目を決めたソシエダ、ヘタフェに一時スコアをひっくり返されるも再逆転!4-3で今季2勝目を飾る

24日のラ・リーガ第6節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナでのヘタフェ戦に4-3で勝利した。先発出場のMF久保建英は今季4ゴール目を記録している。

久保にとっては2020-21シーズン後半戦に在籍した古巣との一戦だが、試合開始早々に恩返し弾を記録した。

キックオフから2分後、中盤でボールを奪取したブライス・メンデスがドリブルを仕掛けると、ペナルティーエリア内右に走り込む久保にパス。背番号14は送られたパスを左足ダイレクトで叩き、対角線上の枠内左上にボールを収めた。

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久保の今季ラ・リーガの成績は6試合で4ゴール1アシストに。ソシエダのエースとして、チームを先導し続けている。

幸先よく先制したソシエダだが、リードを得ているときに苦戦する悪癖は相変わらず……。それからヘタフェの攻勢を許すと、39分にアレニャーにヘディングシュートを決められた。また前半アディショナルタイム2分には、ル・ノルマンがマジョラルを倒したとの判定でPKを献上してしまい、マジョラル自身にGKレミーロを破られてスコアはひっくり返っている。

逆転されて試合を折り返したソシエダだが、この試合では粘りを見せた。久保は前試合インテル戦に続いてまたも2〜3人に囲まれる徹底マークに遭い、自由にプレーさせてもらえなかったが、その代わりにチームメートたちが奮起している。

ソシエダは60分、ペナルティーエリア内でブライス・メンデスがミトロビッチに倒されてPKを獲得。キッカーのオヤルサバルが枠の右隅にシュートを突き刺して同点に追いつく。また66分には、ペナルティーエリア内に送られたロングスローがヘタフェGKソリアの不用意な飛び出しを誘発し、ブライス・メンデスが跳ねてきたボールを頭で押し込んでゴール。レアレ・アレナを狂喜乱舞させる再逆転を果たしている。

ソシエダはさらに88分、ミケル・メリーノのお膳立てからオヤルサバルがこの日2点目を記録。後半アディショナルタイムにはラタサに1点を返されたものの1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎え、合計7点が決まった激しい打ち合いを物にした。ソシエダはラ・リーガの成績を2勝3分け1敗として、勝ち点9で暫定6位につけている。

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