ナポリは29日、来季からの新指揮官にルチアーノ・スパレッティ氏が就任することを発表した。
今季にジェンナーロ・ガットゥーゾ体制2シーズン目を戦ったナポリだが、セリエAで激しいチャンピオンズリーグ（CL）出場権争いの末、2位のミランから2ポイント差の5位でフィニッシュすることに。これを受け、先日にはガットゥーゾ監督の今季限りでの退任を発表していた。
ナポリから指名された現在62歳のイタリア人指揮官であるスパレッティ氏は、これまでにエンポリやウディネーゼ、ローマ、ゼニトなどを指揮。2018-19シーズン限りでインテル指揮官を退任してからはフリーの状態となっていた。
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ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はスパレッティ氏の招聘に際し、「ようこそ、ルチアーノ。指揮官就任を嬉しく思っている。共に素晴らしい仕事をしていきたい」と歓迎。ローマ時代に“ゼロトップ”システムで一世を風靡するなど、屈指の戦術家としても知られる経験豊富な知将が、ナポリにどのような新風をもたらすか注目だ。
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