スペイン代表のコケが、スイス戦の勝利の立役者であるGKウナイ・シモンを称賛した。
EURO（ユーロ）2020準々決勝でスイスと対戦したスペインは、8分にオウンゴールから幸先よく先制する。しかしその後は得点を奪えず、68分には同点とされた。77分にスイスが退場者を出したことで数的有利となったスペインだったが、延長戦でも決着はつかずにPK戦へともつれ込んだ。
それでも、PK戦ではウナイ・シモンが2本のショットストップを見せ、スペインが3-1でPK戦を制して準決勝進出を決めた。
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決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦では、ぺドリからのバックパスをトラップミスしてそのままゴールになってしまうという失態を犯していたU・シモンだったが、汚名返上となる活躍となった。試合後にコケは、U・シモンのパフォーマンスを称賛している。
「クロアチア戦で彼に起こったことは不運だったけど、その後の彼の行動は信じられないほど素晴らしいものだった。とても落ち着いていたね。このレベルを維持してくれることを願っているよ」
「そういう逆境を乗り越えることで、僕たちは強くなるんだ。チームはより団結し、最後には物事がうまくいく。外から見てもこのグループは団結していて、全員が100%を発揮しているね」
また、この試合でマン・オブ・ザ・マッチに輝いたU・シモンは次のように語った。
「陶酔感とともに120分を戦わなければいけなかったことへの怒りがあるね。ここまでもつれるべきではなかった。ただ、幸運にもコインは僕らの方に落ちてきたので、とても満足しているよ」
「今日はとてもいい日だね。でも僕たちはまだまだこの大会を勝ち進む必要がある」
