スペイン代表MFガビが、同国代表の最年少出場記録を更新した。
6日に行われたUEFAネーションズリーグ準決勝で、スペインはイタリアと対戦。今回のインターナショナルブレイクで初招集されたガビは、大一番でいきなり先発に大抜擢される。すると同選手は、86分にセルジ・ロベルトと交代するまで精力的なプレーを見せ、2-1の欧州王者撃破に貢献した。
17歳62日でスペイン代表デビューを果たしたガビだが、これは同国史上最年少記録に。これまでの記録は1936年にアンヘル・ズビエタが樹立したもので、85年ぶりの更新となっている。なお、ガビ同様にバルセロナで活躍するアンス・ファティはデビュー当時17歳308日で、現時点で歴代3位の記録となる。
ガビ同様に、代表初キャップとなるビジャレアルの18歳ジェレミ・ピノをこの試合に起用したルイス・エンリケ監督は、試合後にイタリア『RAI』で躍動した若手を絶賛した。
「スペインのキッズたちがどれだけ優れているかを目にしただろう！デビュー戦でこのような特徴や自信を持つ選手を見ることは当たり前のことではない。ガビはスペインの未来であり、現在でもあると思う。（マルコ）ヴェッラッティが彼のアイドルだ。私は今日、ガビに最初から最後までヴェッラッティにプレスをかけるように命じた。彼はとても楽しんでいたよ」